「残虐行為」と民主派反発

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共同通信

 【ヤンゴン共同】国軍が全権を握るミャンマーで、民主派がつくった挙国一致政府(NUG)は25日、国民民主連盟(NLD)の元議員を含む民主活動家ら4人の死刑執行を「残虐な軍政」による行為と批判した。国軍への抵抗を続ける民主派が武力による反発を強め混乱が広がる恐れもある。地元メディアは、執行は23日だったと伝えた。

 NUG副大統領で事実上トップのドゥワラシラー氏はツイッターで「国連や国際社会は軍政に対し行動を起こす必要がある」と訴えた。林芳正外相は25日、「国際社会におけるミャンマーのさらなる孤立を招く」と懸念を示した。