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共同通信
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ロシアからドイツに天然ガスを送る海底パイプライン「ノルドストリーム」を運営するロシア政府系ガスプロムは25日、27日から1日当たりのガス輸送量を現状の半分の約3300万立方メートルに削減すると発表した。本来の輸送量の2割程度に減ることになる。
ガス輸送に使うタービンを保守作業のため停止させる必要があると説明。ウクライナ侵攻に対する制裁強化を受け、ロシア側が報復としてエネルギーを武器に欧州を揺さぶっている可能性もある。
ドイツ経済・気候保護省は「われわれの情報では輸送量の削減に技術的な理由は見当たらない」とツイート。ロシア側の説明に疑問を呈した。(共同)