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共同通信
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【キーウ共同】ロシアの黒海封鎖でウクライナの穀物輸出が滞っている問題で、ウクライナのクブラコフ・インフラ相は25日、両国と仲介役のトルコ、国連がイスタンブールに設置した監視組織「合同調整センター」が27日に実務を開始する予定だと述べた。ウクライナ軍関係者らが既にトルコ入りしているという。
ウクライナとロシアは22日に輸出再開と航路の共同監視を柱とする合意文書に署名したが、翌23日にロシア軍がオデッサを攻撃し、履行が危ぶまれていた。ロシアのラブロフ外相は25日、「合意は軍事施設への攻撃を禁止するものではない」と述べ、攻撃を正当化した。