米ロ外相、侵攻後初対話へ

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共同通信
27日、米ワシントンの国務省で記者会見するブリンケン国務長官(AP=共同)

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は27日、ロシアのラブロフ外相と数日中に電話会談すると明らかにした。ロシアによる2月のウクライナ侵攻開始後、米ロ外相の対話は初めてとなる。ロシアが合意したウクライナ産の穀物輸出再開について協議するほか、ロシアが拘束中の米女子プロバスケットボール選手らの釈放を求める。

 国務省で記者会見したブリンケン氏は、ロシアが実効支配を進めるウクライナの一部地域で自国編入のための住民投票をしようとしていると批判した。

 米メディアによると、バイデン政権はロシアに対し、選手らと米国で有罪判決を受けたロシアの武器商人の身柄交換を打診した。