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共同通信
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中国が進出を強める南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島のうち、フィリピンが実効支配するパグアサ(同ティトゥ)島を管轄するカラヤアン町のロベルト・デルムンド町長らは29日までに、統治を中国に見せつけるため大規模事業を進めていると明かした。島の滑走路は国防省が来年の第1四半期に改修を終える見通しという。共同通信のインタビューに応じた。
デルムンド氏は、6月に就任したマルコス大統領がカラヤアン町を重視しているはずだと期待した。町が「父のマルコス元大統領の命令で1978年に創立された」ことを理由に挙げた。島に招請する考えも示した。(プエルトプリンセサ共同)