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共同通信
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東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之元理事(78)の会社が、大会スポンサーの紳士服大手AOKIホールディングス(HD)側から多額の資金を受領した事件で、スポンサーを事実上選定した組織委マーケティング局の幹部とAOKIを高橋氏がつないだとみられることが29日、関係者への取材で分かった。時期は高橋氏の会社とAOKI側がコンサルタント契約を結んだ後だったという。
関係者によると、高橋氏はAOKI側にスポンサーにならないかと打診し、スポンサー料が安ければとの回答を得て幹部につないだが、その後は何もしていないとして不正を否定している。