自宅療養、初の100万人超え

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共同通信
新型コロナウイルス・オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 厚生労働省は29日、新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養している患者の数(27日午前0時時点)が109万8671人となり、初めて100万人を超えたと発表した。流行「第7波」による爆発的感染が続いており、過去最多だった前週(20日午前0時時点)の約61万2千人から大幅に増えた。保健所などの健康観察や入院調整が追い付かず、社会機能の維持にも影響が出始めている。

 病床は徐々に逼迫しており、内閣官房は29日、19府県で病床使用率(28日時点)が50%以上になったと発表した。