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共同通信
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気象庁は31日、鹿児島県にある口永良部島の噴火警戒レベルを「活火山であることに留意」の1から「火口周辺規制」の2に引き上げた。新岳火口から約1キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石や火砕流に、火口の西側約2キロの範囲では火砕流に警戒を呼びかけている。
気象庁によると、口永良部島では30日正午過ぎから火山性地震が増加。火山活動が高まっており、噴火が発生する可能性があるという。
口永良部島では、2021年2月に新岳火口付近の浅い場所が震源と推定される地震が増加し、噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げた。その後、同7月に2に、今年5月には1に引き下げられていた。