Published by
共同通信
共同通信
2019年3月に愛知県豊田市で同じ市立小に通う6年の女子児童2人=ともに当時(12)=が自殺した問題で、遺族側が1日、2人のいじめに関わった加害児童への指導などを求める要望書を市教育委員会に提出した。自殺といじめとの関連性が否定できないとする市の再調査結果を受けた対応。市教委は「重く受け止め、丁寧に協議する」と応じた。
遺族代理人の長尾美穂弁護士は要望書提出後、市教委の担当者に「加害児童のためにも、真の再発防止に向けた指導が必要だ」と強調。市教委は児童が卒業しているため難しいとしていたが、再検討するよう求めた。