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共同通信
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自民党の高木毅国対委員長は1日、立憲民主党の馬淵澄夫国対委員長と会談し、3日召集の臨時国会で実施予定だった安倍晋三元首相への追悼演説は先送りすると伝えた。秋に召集が見込まれる臨時国会で行うとした。両氏は国会会期を3~5日の3日間とする日程で合意。野党が求めていた安倍氏の国葬や物価高に関する議論は、閉会中審査で対応することも申し合わせた。
追悼演説は自民の甘利明前幹事長が行う方向だった。だが甘利氏が政治とカネの問題を抱えていることや、野党党首級が行ってきた経緯があるため、与野党から適任でないとの声が上がり、自民は先送りを決めた。