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共同通信
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新型コロナウイルスのワクチン接種事業を巡る混乱を踏まえ、政府は1日、地方自治体の接種手続きをデジタル化する方針を固めた。マイナンバーカードを活用して紙の接種券を不要にするほか、手続きの迅速化を図り、国民の利便性向上につなげる狙いだ。
早ければ秋の臨時国会に予防接種法などの改正案を提出する方針。2025年度までの運用開始を目指す。
健康保険証をマイナンバーカードに一体化させる「マイナ保険証」の仕組みを活用。医療機関や接種会場に置くカードリーダーでマイナンバーカードを読み取り、本人確認を行う。接種証明として使えるようにすることも想定している。