キーウ近郊、ロシア軍拷問の遺体

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共同通信

 【キーウ共同】ウクライナのネビトフ・キーウ州警察長官は7月31日、首都キーウ近郊の村でロシア軍の拷問を受け殺害された男性1人の遺体を発見したと通信アプリで発表した。近郊を一時占領したロシア軍は4月初旬までに撤退したが、州内の約300人が依然として行方不明という。

 遺体は手を縛られ、首にもひもと金具があり、ネビトフ氏は「戦争犯罪の証拠だ」と強調した。

 ウクライナ当局は戦争犯罪の捜査を継続。ネビトフ氏は既に発見された遺体のうち216人の身元が特定されていないとし、さらにベラルーシで拘束されている人もいると明らかにした。