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共同通信
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日野自動車のエンジン試験データ不正問題で、国土交通省は3日、日野が新たに報告した調査結果の内容を検証するため、道路運送車両法に基づき東京都日野市の本社と工場への立ち入り検査を始めた。
日野は2日、3月に公表したエンジンの排出ガスなどのデータ改ざんに関し、外部有識者による特別調査委員会の報告書を発表。排ガス不正は少なくとも約20年前から行われていたなどとする内容で、国交省にも結果を報告した。国交省は不正が判明したエンジンの出荷停止と、基準不適合のエンジンを搭載した車の速やかなリコールを指導した。
国交省は日野が報告した再発防止策の実施状況も確認する方針。