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共同通信
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厚生労働省は3日、新型コロナウイルス感染者が出たために、全面休園中の認可保育所や認定こども園が、7月28日時点で少なくとも33都道府県の101カ所に上ったと公表した。5月以降は100カ所未満だったが、3カ月ぶりに上回った。担当者は「『第7波』による新規感染者の増加に連動している」と説明している。
保育所が休園すると、子どもを預けられない親の就業に影響が出る。厚労省は2020年3月に集計を開始。今年2月には777カ所となりピークを迎えたが、その後は減少傾向だった。
休園していても、自治体からの報告が遅れ、厚労省が把握できていない場合もあるとみられる。