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共同通信
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東レへの下請け会社を通じた架空請求などで不正に得た所得約1億1600万円を申告せず脱税したとして、所得税法違反の疑いで、大阪国税局が東レ元社員峰真吾被告(44)=名古屋市千種区、背任罪で起訴=を大阪地検に告発したことが3日、関係者への取材で分かった。
峰被告は2018~20年の3年間、下請け会社に水増し請求や架空請求をさせ、東レから支払われた代金を自身に還流させて着服するなどしていたという。無申告加算税を含む追徴税額は約4300万円。期限後申告したとみられる。