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共同通信
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【プノンペン共同】林芳正外相は4日、訪問先のカンボジアで、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国外相との会議に出席する。日ASEAN交流開始50周年に当たる来年に日本で開く特別首脳会議に向け、海洋安全保障や経済などの各分野で協力強化を確認する見通しだ。
林氏は会議で、新型コロナウイルス対策を巡り、日本も資金を拠出している「ASEAN感染症対策センター」の早期稼働を支援する考えを表明。台湾周辺を含む東・南シナ海で海洋進出を強める中国をにらみ「自由で開かれたインド太平洋」実現のための協力も呼びかけるとみられる。