高架道路の工事順調 来春、ハイラインとペン駅をつなぐ

 

 

高架道路の工事順調

来春、ハイラインとペン駅をつなぐ

 

 

 2月に着工した、空中公園ハイラインとペンステーションをつなぐ計画「ハイラインXモイニハン・コネクター」が、順調な進展を見せている。建設中の新たな高架道路「モイニハン・コネクター」は、30丁目でハイラインに接続し、31丁目とダイアー・アベニューにある新しい公共広場マンハッタン・ウエストを通ってペンステーションのモイニハン・トレインホールにつながる。開通は、2023年春の予定。シークレットNYCが2日、報じた。

 総工費は5千万ドルで、エンパイア・ステート・デベロップメント、ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社(PA)、ブルックフィールド・プロパティーズ・グループ、フレンズ・オブ・ザ・ハイラインなどとの官民パートナーシップによって賄われる予定。クオモ前NY知事は2021年の施政方針演説で、同計画を「ニューヨーク市のここ数十年で最も野心的な再開発」と話していた。

 同工事ではハイラインを、30丁目に造園されたウッドランド・ブリッジの支線道路からダイアー・アベニュー沿いに9番街と10番街の中間地点まで東へ延長。そこから北に、31丁目北側のブルックフィールドの高架公共スペース、ティンバー・ブリッジへとL字に延長、9番街のファーリービルと新しいモイニハン・トレインホールの真向かいにまでつなげる。

 


最新のニュース一覧はこちら←

 

 

タグ :