Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は4日の記者会見で、ウクライナへの侵攻を続けるロシアをテロ支援国家に指定するかどうかを国務省が慎重に検討していると明らかにした。実際に指定すれば、ロシアの反発は必至。
上院は7月、ロシアのテロ支援国家指定をブリンケン国務長官に求めることを全会一致で決議した。ウクライナのゼレンスキー大統領もバイデン大統領に要請していた。
テロ支援国家は、国際的なテロ活動を繰り返し支援しているとして国務長官が指定。金融制裁のほか、武器輸出や経済援助の禁止措置などが科される。