自民候補、辺野古移設を容認

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共同通信

 9月11日投開票の沖縄県知事選に立候補を予定している佐喜真淳前宜野湾市長(57)は5日、那覇市内で記者会見し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を容認すると表明した。4年前の知事選にも出馬したが、移設の是非を明言していなかった。自民党が佐喜真氏を擁立し支援している。

 再選を目指す玉城デニー知事(62)は反対を掲げており、辺野古移設が知事選の主要争点となる。

 佐喜真氏は「県は政府と対立し裁判闘争を繰り返しているが、勝訴は一度もない。結果として普天間の返還が遅れている」と批判した。

 知事選には下地幹郎元衆院議員(60)も出馬を表明している。