発語困難な児童に教諭が暴言

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共同通信

 大阪市教育委員会は5日、市立小の特別支援学級に通っていた発語困難な男子児童に対して「あいさつしろや」「ありがとうぐらい言えや」などと暴言を吐き、体罰を加えたとして、男性教諭(39)を停職6カ月の懲戒処分にした。教諭が市教委の聴取に虚偽の報告をした点も重く見た。

 市教委によると、教諭は昨年4~6月、当時6年の男児に暴言を吐き、繰り返し肩をたたくなどした。男児の保護者から学校側に相談があり発覚。男児は教諭に恐怖を感じて8月から今年1月にかけて学校に通うことができなかった。

 教諭は当初、学校側の聴取に「社会生活を考えて指導したつもりだった」と報告していた。