ウクライナ南部原発に砲撃

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共同通信

 【キーウ共同】ロイター通信などは5日、ウクライナ南部のザポロジエ原発に対する砲撃があり、施設に被害が出たと報じた。ロシアとウクライナは互いに相手の攻撃と非難している。ウクライナの国営原発企業は、放射線量の上昇は観測されていないと指摘した。

 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は2日、同原発の状況について「極めて深刻な危機にひんしている」と警告していた。

 タス通信などによると、ロシア側が一方的に設置した「軍民行政府」は5日、ウクライナ側からの砲撃で原発構内で火災が発生したと主張。一方、国営原発企業はロシアによる砲撃を受けたと訴えている。