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共同通信
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研究内容が注目されて数多く引用される論文の数で、日本はスペインと韓国に抜かれて前回の10位から過去最低の12位に転落したことが9日、文部科学省の科学技術・学術政策研究所が公表したランキングで分かった。研究開発費や研究者数で日本は3位だが、21世紀に入って横ばい状態。増加傾向にある諸外国に対して「じり貧」の傾向が強まっている。
各国の2018~20年の平均論文発表数などを分析した「科学技術指標2022」によると、日本の注目論文数は横ばいの3780本で、スペインは3845本、韓国は3798本だった。1位と2位は中国(4万6352本)と米国(3万6680本)。