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共同通信
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停滞する前線の影響で東北を中心に特に11日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあるとして、気象庁は10日、土砂災害や河川の増水・氾濫に厳重な警戒を呼びかけた。低地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風にも警戒が必要だ。
青森県では特に記録的な大雨となっている。気象庁によると、8日の降り始めから10日までの総降水量は同県深浦町で330ミリ、弘前市280ミリ、青森市酸ケ湯で220ミリをそれぞれ超えた。
前線は中国・華北から日本海を通って北日本に延び、今後1週間ほど停滞しそうだ。雨は13日ごろにかけて断続的に降り続き、警報級に達する可能性があるとしている。