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共同通信
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2003年に東京都奥多摩町で元飲食店員古川信也さん=当時(26)=の切断遺体が見つかった事件で、警視庁は、南アフリカで発見された松井知行容疑者=殺人容疑で国際手配=とみられる遺体のDNA型鑑定を現地当局の協力を得て実施し、本人とみて矛盾はないと確認したことが11日、捜査関係者への取材で分かった。
主犯格とみられる松井容疑者が逃亡先の南アで自殺したとの情報があり、警視庁は今年7月、捜査員を派遣。親族のDNA型との照合を現地当局に依頼していた。日本でも再鑑定して本人と確認できれば、容疑者死亡のまま書類送検する方針。