米司法長官、捜索の正当性強調

08/11/2022

　【ワシントン共同】ガーランド米司法長官は11日、連邦捜査局（FBI）によるトランプ前大統領（共和党）の邸宅マールアラーゴの家宅捜索について「恐れず、ひいきもせず法を適用している」と述べ、政治的捜査だと批判するトランプ氏らに反論した。捜索令状の開示を裁判所に請求したことも明らかにした。捜査中の事件の令状開示請求は異例で、正当性を強調する狙いがある。

　ガーランド氏は司法省で記者団に、南部フロリダ州にあるマールアラーゴの家宅捜索は自身が承認したと明らかにした。その上で「軽々に下す判断ではない」と述べ、妥当性を慎重に考慮したと訴えた。