受け継がれる技術、ナバホ族のジュエリー展覧 「Glittering World: Navajo Jewelry of the Yazzie Family」

【日時】開催中〜2015年1月10日(土)
    日〜土: 午前10時〜午後5時 ※木は8時まで 
【場所】The National Museum of the American Indian–New York: 1 Bowling Green (bet State St & Broadway)
【料金】無料
【Web】www.nmai.si.edu

PhotoⒸKiyoshi Togashi

 ジュエリーの制作は、米国南西部に住むネイティブアメリカンにとって、重要な生活の糧だ。過去50年の間にナバホ族が作り上げた作品の中でも、取り分け伝統を重んじながら現代的で上品なデザイン、かつバランスが美しく、伝統的な素材を使用した「ヤジーファミリー」の作品を紹介。
 リー・ヤジー氏と弟のレイモンド氏によるシルバーとゴールド、石をはめ込んだジュエリーは、インディアンジュエリー界のトップアーティストとして評価されている。また、一つひとつの制作に時間をかけて作り込むスタイルを貫いていることでも知られている。
 同兄弟の姉であるマリー・マリエ氏のデザインも突出して優れており、ビーズと石、シルバービーズを使用し、マリエ氏の姉妹により手作業で仕上げられる。 
 ナバホ族は、数あるインディアン部族の中で銀細工をもっとも早くから始めたといわれており、米国大陸に残る最大の部族。

Photo by Sam Franks

PhotoⒸKiyoshi Togashi

Photo by Michael S. Waddell