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共同通信
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JR東日本千葉支社は12日、終戦2日前の米軍の銃撃による爆発事故の犠牲者を悼むため、JR成東駅(千葉県山武市)で13日に予定していた献花式を中止すると発表した。台風8号の接近が理由で、2009年から続く式の中止は初めて。
千葉支社によると、1945年8月13日午前11時40分ごろ、日本軍の弾薬を積んだ貨車が成東駅に停車中、米軍機による機銃掃射を受けた。駅員や兵士らが車両の消火に当たったが、爆発し、駅長を含む駅員15人と将兵27人が命を落とした。駅員のうち9人が10代だった。
今年の式には市長やJR関係者約30人が参加予定だった。