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共同通信
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保育所で散歩などの園外活動中に園児が置き去りにされる事案が相次いでいるとして、厚生労働省は13日までに、全国の自治体に対し、安全対策の見直しを徹底するよう求める通知を出した。自治体の元職員が散歩に同行するなど、参考とすべき対策の好例を挙げた。
東京都では認可保育所や認証保育所で、2020年度に28件、21年度に80件の置き去り事案があった。
厚労省が通知を出したのは今年4月。それによると、園外活動の際、出発時や到着時だけでなく随時、人数や健康状態を確認することや、職員の役割分担、緊急時の連絡方法など、改めて必要な取り組みについて見直すよう促した。