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共同通信
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終戦から77年となる15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京の日本武道館で行われる。天皇、皇后両陛下、岸田文雄首相や戦没者遺族も参列し、先の大戦で犠牲となった戦没者約310万人を悼む。新型コロナのため3年連続で規模を縮小。ロシアによるウクライナ侵攻や、米国と中国の対立で台湾有事が懸念される中での開催となる。
参列者数は例年6千人規模だが、今年は約千人で、京都、山口、愛媛、沖縄の4府県の遺族は欠席する見込み。昨年はコロナ緊急事態宣言下で参列者は過去最少の185人だった。
式は午前11時50分ごろに始まり、首相の式辞後、正午の時報に合わせて黙とうする。