インターネットであっという間に情報が世界へ拡散する昨今、バイラルの影響は多大だ。エーエム・ニューヨークが「2014年がどんな年だったかがすぐに分かるバイラルで流行ったコト」リストを掲載。そのうち厳選の5つを紹介する。
1つ目は「ターゲットのアレックス」。ダラスの「ターゲット」で働くただの平店員アレックス君を、「カッコいい!」とツイートした最初の女性は未だ分からないが、彼女のおかげでアレックス君は30万ものフォロワーを持つようになり、果ては「エレンの部屋」にまで出演して、「ターゲット」社のやらせ疑惑まで浮上した。バイラルにおける覇者は常に10代なのである。
2つ目はその年を象徴する音楽ネタ。12年が「江南スタイル」、13年が「トゥワーキング」なら今年はリル・ジョンの「Turn Down for What」だろう。これを知らなければ、クラブで踊れない?
3、4つ目は「スポーツ今年のすごかったで大賞」から。今年はワールドカップ開催年。サッカーに普段興味のない米国も、決勝リーグ進出と思わぬ活躍に熱狂。特に米国代表のゴールキーパーのティム・ホワード選手の鉄壁のディフェンスに、「ティムが守ってくれそうなもの」などをつぶやくのが大流行した。NFL、NYジャイアンツのオデル・ベッカムのスーパーキャッチも、「オデルがマトリックス状態でキャッチ」など大盛況。
5つ目は「かっこいい犯罪者」。ジェレミー・ミーク氏のマグショット(囚人番号と一緒に撮られる証明写真)が拡散。タレント事務所が獲得に動き出す騒ぎまでになった。
あなたは今年の流行、どこまで把握していましたか?