入所者暴行死の疑いで逮捕

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共同通信

 名古屋市緑区の特別養護老人ホーム「緑生苑」で昨年3月、ショートステイ(短期入所)を利用していた女性=当時(81)=が病院に搬送された後に死亡した事件があり、愛知県警捜査1課は17日、傷害致死の疑いで、同区鳥澄、元職員の無職福島栄行容疑者(34)を逮捕した。同課によると、「合っています」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は昨年3月5~6日、緑生苑で同区の角谷三枝子さんの背中や腰を蹴るなどして、同7日に外傷性ショックで死亡させた疑い。角谷さんは両脚を骨折し、背中や腰を中心に皮下出血や筋肉内出血もあった。

 角谷さんは同5日、同8日までの予定で短期入所していた。