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共同通信
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【イスタンブール共同】イスラエル首相府は17日、パレスチナ問題を巡り対立してきた同国とトルコは外交関係を完全に回復させると発表した。4年ぶりに互いに大使を復帰させ、関係を正常化する。両国は最近、関係改善を進めていた。
イスラエル首相府は、ラピド首相とトルコのエルドアン大統領の電話会談後に声明を発表し、「両国の外交関係の格上げは経済、貿易、文化の拡大と地域の安定強化に寄与する」とした。
トルコのチャブシオール外相はトルコ首都アンカラで記者団に、大使復帰は「関係正常化の一環」と説明し、「私たちはパレスチナ人の権利を守り続ける」と強調した。