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共同通信
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三井住友海上火災保険は、将来的に宇宙旅行の需要が高まることを見据え、保険商品の開発に乗り出す。民間人の宇宙旅行は、ごく限られた人のみが経験しているが、一般化するまでに商品化を目指す。病気やけが、物品破損の補償など既存の旅行保険のような形に加え、出発前や帰還後の身体変化の補償も検討している。
JAXA側は宇宙滞在中や訓練時の事故や原因などの情報を提供、三井住友海上がリスク評価やニーズをくみ取る。昨年、宇宙空間に滞在した民間人は計29人で、初めて宇宙飛行士の数を上回った。