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共同通信
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自民党の武田良太元総務相と、平沢勝栄元復興相の政治団体が2018年、それぞれ世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体に会費を支出していたことが18日、分かった。武田氏は第4次安倍再改造内閣の国家公安委員長で、平沢氏は警察官僚の出身。反社会的とも指摘される教団との接点に丁寧な説明が求められそうだ。
2人は共同通信が実施した、教団との関わりを尋ねる全国会議員対象のアンケートに無回答だった。取材に武田氏の事務所は「相手方のこともあるので答えを差し控える」、平沢氏の事務所は「政治資金の収支は、すべて法令に従い適正に収支報告書に記載している」と回答した。