曽我さん、地元・佐渡で署名活動

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共同通信
拉致被害者の早期救出を求め、署名を呼び掛ける曽我ひとみさん=19日午前、新潟県佐渡市

 北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(63)は19日、地元の新潟県佐渡市で、一緒に拉致されたまま帰国がかなわない母ミヨシさん=失踪当時(46)=らの早期救出を訴える署名活動を行った。報道陣の取材に「岸田文雄首相は思い切って北朝鮮に乗り込んで、一日も早く会談を実現してほしい」と述べた。

 曽我さんは1978年に拉致され、2002年に帰国を果たした。「20年、何もなかった。拉致被害者の家族が続けて亡くなり、心が痛む」と心境を明かした。横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(86)らに触れ「何が何でも(子どもに)会わせてあげたい」と話した。