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共同通信
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新型コロナウイルス感染者の全数把握見直しを巡り、医師が患者情報を届け出る対象を高齢者など重症化リスクがある人に限定する案を政府が検討していることが22日、分かった。新型コロナの流行「第7波」の感染拡大で業務が逼迫している医療機関や保健所の負担を軽減する狙い。
岸田文雄首相は22日、新たな負担軽減策について「一両日中に示したい」とオンラインで記者団に述べた。また新型コロナの感染症法上の分類変更や水際対策の緩和などを課題に挙げ「ウィズコロナに向けた新たな段階への移行も、専門家や自治体の意見を踏まえ、早急に方向性を示したい」と強調した。