ファウチ氏、12月退任

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共同通信
年内退任が明らかになったファウチ国立アレルギー感染症研究所長=2021年11月、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は22日、政権の医療顧問トップ、ファウチ国立アレルギー感染症研究所長が退任すると声明で発表した。米メディアは12月に退任すると伝えた。バイデン氏は「仕事への取り組みに揺るぎはなく、前例なき精神とエネルギーで仕事をした」と功績を評価した。

 ファウチ氏はトランプ前政権時代から新型コロナウイルス対応で米政府の前面に立ってきた。これまでもバイデン大統領の現在の任期中に退任する意向を示していた。