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共同通信
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【ニューヨーク共同】週明け22日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅続落し、前週末比643.13ドル安の3万3063.61ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを加速するとの警戒感が高まってリスク回避の売りが膨らみ、全面安になった。
FRBのパウエル議長が26日の講演で金融引き締めに積極的なタカ派姿勢を示すとの見方が強まり、米長期金利の指標となる10年債利回りが一時3.04%まで上昇。金利上昇時に相対的に割高感が意識されやすいIT銘柄が売られたことが相場の下げを主導した。欧州主要市場が軒並み下落したのも嫌気された。