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共同通信
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【ニューヨーク共同】米短文投稿サイト、ツイッターの元セキュリティー責任者のピーター・ザトコ氏が、同社の安全対策の欠陥を指摘する内部告発をしたことが23日、分かった。米内部告発支援団体によると、米証券取引委員会(SEC)と司法省、連邦取引委員会(FTC)、議会に対して告発文書を提出した。
米紙ワシントン・ポスト(電子版)などによると、ツイッターが脆弱なソフトウエアの利用などの問題を把握しながら改善を怠ったと主張。スパム(迷惑)アカウントの削除よりも利用者拡大を優先したとも指摘した。
ツイッターは、期待を下回る仕事ぶりなどを理由にザトコ氏を1月に解雇した。