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共同通信
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【ジュネーブ共同】障害者権利条約を巡り、スイス・ジュネーブで23日まで行われた国連による日本政府への審査では、障害者や家族ら約100人が現地入りし、国連の委員と意見交換したり審査を傍聴したりした。「委員と直接話したことで、より深く日本の課題を理解してもらえた」と達成感の一方、「政府の答弁は現状を正確に伝えていなかった」と憤りの声も上がった。
同条約に関する日本の審査は初めて。国連の障害者権利委員会が2日間、日本政府代表団と対面で実施した。審査の合間には、障害者らが委員にチラシを配り、通訳を介して課題を訴える場面もあった。