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共同通信
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沖縄県は24日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を巡り、防衛省の設計変更申請を承認するよう求めた斉藤鉄夫国土交通相の「是正指示」は違法として、取り消しを求めて福岡高裁那覇支部に提訴した。
防衛省は2020年4月、埋め立て海域の軟弱地盤を改良するため、設計変更を県に申請。県は不承認としたが、公有水面埋立法を所管する国交相が今年4月、不承認を取り消す裁決と、承認するよう指示をした。
県は是正指示に関し「国地方係争処理委員会」に審査を請求。係争委は7月、裁決に関し「審査対象に該当しない」として却下。是正指示も今月19日に「違法ではない」と判断した。