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共同通信
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日本電産の関潤社長兼最高執行責任者(COO)=(61)=が近く退任する方向で調整していることが25日、分かった。創業者の永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)=(77)=との路線対立が要因とみられる。後任に小部博志副会長(73)を充てる案が浮上している。
永守氏はこれまでも複数の後継候補を外部から招いたが、脱落する例が続いている。
関氏は日産自動車出身で2020年4月に日本電産の社長に就任。21年6月には永守氏からCEO職も引き継いだ。ただ、永守氏が求める業績に届かないことや株価低迷を理由に、今年4月に永守氏が再びCEOに復帰。関氏は事実上降格となった。