国葬に合わせ飛行制限区域

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共同通信
日本武道館(中央下)=2020年、東京都千代田区

 国土交通省は25日、安倍晋三元首相の国葬に合わせ、航空機によるテロ対策として、会場の日本武道館(東京都千代田区)を中心に半径約46キロの飛行制限区域を設けると発表した。国葬前日の9月26日から3日間、全ての高度が対象。羽田、成田の両空港や調布飛行場を発着する定期便は飛行を認める。

 国交省によると、警察や消防、許可を受けた報道機関のヘリコプターなども飛行できる。区域内では、旅客機の機長と副操縦士が離席せずコックピットのドアを開けないなど、ハイジャック対策の徹底を求める。