夫の8秒の死闘のため、NYに里帰り ロングアイランド出身の妻

 ニューヨーク州ロングアイランド出身の女性、ダナ・リーさん(29)が、夫でプロ・ロデオプレイヤーのマイク・リーさん(31)の戦いを1歳の息子ピーター君と見守るため、このほどニューヨークに里帰りするという。
 米紙デイリーニュースによると、マイクさんはロデオ競技の中でも暴れ牛に乗るブルライディングの選手で、16〜18日にプロ・ブル・ライダーズ・インコーポレーション(PBR)が主催するマディソンスクエアガーデンでの試合に参戦する。ブルライディングは、世界でもっとも危険な8秒を競うスポーツとも呼ばれ、ダナさんは「試合を見守るときは、8秒がいかに長いかを思い知らされる。泣いたら夫が見えないから泣いてはダメと自分に言い聞かせる」と語る。マイクさんは、昨年脳と肩と膝の手術をしたばかりだという。
 マイクさんとダナさんは4年前にニューヨークで知り合い、初めてのデートも同市だった。遠距離恋愛ののち、2012年にロングアイランドで結婚。その後、マイクさんの出身地であるテキサス州に住んでいた。
 マイクさんは04年に同大会で優勝を勝ち取った元世界チャンピオンで、本年度大会での結果が注目される。チケットは20ドル〜200ドルで、チケットマスターなどで購入できる。