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共同通信
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政府は26日の閣議で、9月27日に実施する安倍晋三元首相の国葬の費用として、2022年度予算の一般予備費から約2億5千万円を支出すると決定した。会場の日本武道館(東京)の設営費が約2億1千万円、借り上げ料が約3千万円で、全額を国費で負担する。支出に国民の理解を得られるかどうかが焦点。国葬への賛否が割れる中、国葬当日に各府省や関係機関に弔意表明を求める閣議了解は見送る方向で調整している。
設営費には、会場の装飾や新型コロナウイルス対策のほか、海外要人向けの同時通訳の費用などを充てる。一般向けに献花台を設置する予定だ。借り上げ料には送迎バス代も盛り込む。