Published by
共同通信
共同通信
政府が、新型コロナウイルス感染者の全数把握を早ければ9月半ばにも全国一律に見直す方向で検討していることが26日、複数の関係者への取材で分かった。感染状況を見極めて判断する。岸田文雄首相は24日、法律で義務付けられた発生届を、都道府県の判断で高齢者など重症化リスクが高い人に限定できる仕組みに改めると公表していたが、さらに見直す。
政府関係者によると、感染者の療養期間短縮と合わせて公表する可能性がある。岸田氏は24日、全数把握の全国一律の見直しや療養期間短縮の時期に関し「感染状況の推移をしっかり見た上で、できるだけ速やかにお示しする」と述べた。