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共同通信
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海上保安庁は29日、長崎県男女群島北西約110キロの東シナ海で、海洋調査をしていた海保の測量船「平洋」に対し、韓国海洋警察庁が中止要求をしてきたと発表した。外務省が、日本の排他的経済水域(EEZ)内での調査だとして韓国側に抗議した。
韓国は2020年8月と21年1月にも、東シナ海の日本のEEZで海洋調査をしていた海保の測量船に対し中止要求し、いずれも日本側が抗議した。
海保によると、29日午後3時過ぎ、韓国海洋警察庁を名乗り「調査をやめ、退去せよ」と平洋に無線連絡があった。平洋は正当な調査だと応答。その後も29日深夜にかけて断続的に要求が繰り返された。