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共同通信
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東京ガスと九州電力は30日、ロシア極東の資源開発事業「サハリン2」を巡り、ロシアが設立した新たな運営会社と、液化天然ガス(LNG)の調達を継続する契約を結んだと明らかにした。サハリン2は重要なLNGの調達拠点で、契約継続により電力や都市ガスの供給に重要なロシア産LNGを当面、安定調達できる見通しとなった。
東京ガスは主要な契約条件について変更はないと説明している。九州電力は契約の中身についてコメントしなかった。
サハリン2からのLNG調達を巡っては、既に東京電力と中部電力が出資するJERA(ジェラ)が25日付で契約を継続したことを明らかにしている。