Published by
共同通信
共同通信
最高裁は31日、来年の裁判員候補者名簿に全国で21万3700人が記載されると発表した。18歳以上の有権者のうち492人に1人が候補者に選ばれる計算。今年は453人に1人で、選ばれる確率は低くなった。来年から18、19歳が新たに候補者になることや、裁判員裁判の対象事件が減少したことなどが影響したとみられる。
裁判員裁判を実施する全国の地裁と地裁支部が、対象事件数などに基づき、それぞれ候補者数を算定した。候補者に選ばれる確率が最も高いのは242人に1人の千葉地裁で、次いで282人に1人の徳島地裁、その次が294人に1人の那覇地裁だった。