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共同通信
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厚生労働省は31日、今シーズンのインフルエンザワクチンの供給量が、記録の残る中で最も多い7042万人分になる見込みだと専門部会に報告した。冬に当たる南半球のオーストラリアでインフルエンザが流行していることから、日本でも今後、新型コロナウイルスと同時に流行する懸念があり、ワクチンの需要が高まる可能性がある。
今シーズンはメーカーの増産で供給量が増加。接種が本格的に始まる10月1日までに、高齢者の9割が1回ずつ接種できる量が供給されるという。
厚労省のワクチン分科会は7月、希望すれば新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンを同時に接種することを可能とした。